全国中学生レスリング連盟の新会長に就任した松﨑忍より、就任のごあいさつをいたします。
ごあいさつ
全国中学生レスリング連盟会長就任に際しまして、ご挨拶申し上げます。
この度、沼尻久前会長の死去に伴い、連盟各位のご推薦を受け第三代会長に就任しましたが、私にとって恩師であった沼尻直会長、兄として慕ってきた沼尻久会長、日本レスリング界でも重鎮であったお二人の後を継ぐことの重大さを日々痛感させられています。
私の全国中学生レスリング連盟との関わりは、１９７５年発足当時から半世紀にわたりますが、その間、連盟理事・理事長・副会長を歴任し、中学生レスラーの育成・強化に努めて参りました。そして何よりも，世界カデット選手権大会や韓国・中国などへの海外遠征に幾度となく帯同し、日本を代表する選手に育った選手や全国の優秀な指導者など、数多くの友人・知人ができました。
これは、私にとって何物にも代えがたい人生の宝物となっており、沼尻久前会長が大会のテーマとしていた「あいさつ運動」からも言えるように、「人と人との和」の大切さを教えてもらったのも、全国中学生レスリング連盟との関わりがあったからこそと思っています。
さて、昨年はコロナ渦の中、沼尻久前会長の熱意と関係各位のご協力とご支援により、３年ぶりに第４８回大会を開催することができましたが、コロナ渦は未だ終息の見通しが立っておりません。しかしながら、故沼尻直初代会長、故沼尻久前会長の遺志を継ぎ、中学生レスラーの育成・強化に努めるのが、全国中学生レスリング連盟に関わる者の使命であると強く感じております。
全国の中学生レスラーの皆さん、東日本大震災以降テーマとしていた「がんばろう日本」を、改めて合い言葉とし、コロナに負けず、学業に、レスリングにと努力精進してください。
結びに、（公財）日本レスリング協会を始め、全国の中学生レスラーの指導者及び保護者の皆様並びに関係各位の皆様には、ご指導・ご協力をいただき、今後益々全国中学生レスリング連盟が充実・発展できますようお願い申し上げまして挨拶といたします。
全国中学生レスリング連盟会長 松 﨑 忍
コメント